2022年3月11日(金)、東日本大震災の発生から11年となりました。株式会社コバルトーレでは、Jリーグを中心としたサッカークラブ19チームの運営会社よりフラッグのご支援をいただき、幣クラブが取りまとめの上、これまで幾度かフラッグを寄贈しておりました「南三陸町ハマーレ歌津商店街」へ20チーム(弊クラブ含む)のフラッグを進呈致しました。
各クラブのお問い合わせフォームへメールを送信させて頂くという急なお呼びかけにも関わらず、ご対応、ご支援頂きましたクラブ運営会社のご担当者さまへ心より感謝申し上げます。
2011年12月の仮設商店街オープン以来、ハマーレ歌津商店街の新設に至るまで、幾度となく商店街の復興を支えてもらったJリーグフラッグ。震災後再開された商店街には最初はたくさんの大漁旗がたなびいておりました。
しかし、漁業再開とともに大漁旗が返却され、旗でにぎやかだった商店街にさみしい光景が広がりました。そこで大漁旗の代わりにJクラブの旗を掲げようと全国の関係者向けにTwitterでつぶやいたところ、沢山のクラブの運営会社やサポーターの皆さまからフラッグが寄せられる「奇跡」が起きました。
震災から10年が過ぎて、以前あった各クラブ運営会社さまやサポーターの皆さまとも、頻繁に連絡をとるタイミングが見つからなくなり、フラッグが破損し、掲揚出来るものが大分少なくなりました。そこで「待つ」のでなく、こちらから「関わり」を作りにいくアクションを起こし、11年目の当日から新たな支援のアクションをはじめようと考え、地域のサッカークラブである幣クラブより、全国のJクラブを中心としたクラブ運営会社の皆さまへ協力を要請しました結果、このような奇跡が「再び」起こりました。改めて「サッカーファミリー」の絆の強さと、地域へのリスペクトを感じずにはいられませんでした。
2022年3月11日、前日までにおあずかりしたフラッグをハマーレ歌津さまへお届け、掲出いただきました。
幣クラブの呼びかけに応じてクラブ運営会社さまよりご支援頂いたフラッグの他、ハマーレ歌津さまより、現在までゆかりのある全国の各サッカークラブサポーターの皆さまへ呼びかけた結果、更に多くのフラッグが集まりました。