パーティーのオープニングでは(株)コバルトーレの近江弘一代表取締役社長が来場していただいた皆さんへ、あいさついたしました。
■近江社長 あいさつ
昨年は念願だったJFLに昇格したが、そこは「地域リーグの延長線上にある」環境(リーグ)ではないということを強く感じました。「Jリーグ昇格の力」をためる場だと思いました。
そこと対峙したとき、試合に勝つための選手たちの環境や運営する技術も整わないまま1年を過ごしてしまいました。ただ、チームにとって、すごく大きな一歩となりました。
我々のようなチームが全国リーグに上がることが出来て、足りなかったものが何か、必要なものが何かをチームとしてはつかむことができました。
もう一度、挑戦して、再昇格を目標にしっかりと力を蓄えたいと思います。もう一度、昇格できるように強いチームとして、今年から再スタートしたいと思っています。
本年も応援をよろしくお願いいたします。
続いて、須田善明女川町長からご祝辞をいただきました。
■女川町長 須田善明様
御礼と激励という意味を込めてごあいさつさせていただきます。
その前に、前キャプテンの成田選手、本当におつかれさまでした。ボールが収まれば、とにかくなんとかしてくれる。もちろんチームのメンタル的なプレー面でも中心となって、ずっとがんばってきてくれました。
やっぱり、存在は本当に大きかったと思います。これまでチームを引っ張って全力のプレーを見せてくれて、私たちに感動を与えてくれて本当にありがとうございました。
また、再挑戦ということで新たなスタートということになります。
選手の皆さん。まず、残ってくれた選手の皆さんありがとう。そして、新しく来てくれた選手たち。ようこそ女川へ来てくれました。
コバルトーレの理念はサッカーを通じて地域貢献をするんですよね。地域貢献のためにサッカーをしに来ているわけじゃないはずです、みんな。
それぞれが、それぞれのステージでこの女川という場所を目にして、コバルトーレに所属して、自分やチームの目標を掲げ、その結果としての地域貢献であるべきはずです。
女川のためにサッカーをやっているわけじゃないですよね皆さん。サッカーやりに女川にきている。
だからこそ、再チャレンジして、全力でもう一度上がるために戦っていただきたいと思います。
これまでも跳ね返されても、もう一回上がって。これまでも何度もあったはずです。
選手、チーム、そして地域の皆さん。お勤め先の皆さん。いろんな皆さんの支えや行動でこれまでも乗り越えてきました。
だからこそ、この再チャレンジ必ずや乗り越えられるはずです、いや乗り越えなければなりません。
地域全体としても皆さんの活躍を支えるべくこれからもやっていきたいと思っております。
JFL本当に厳しかったですね、結果は、チームとしても個々としても地域としても、たぶんいろんなものが足りなかったんでしょう。
だったら補えばいい、もういっかいやればいい。そのように思っております。
初戦が天王山ですね。いわきFC。全力でぶつかりましょう。シーズン通してぶつかりましょう、そして結果はどうなろうと皆さんが全力でその壁に向かってワクワクさせてくれるサッカーを示し続けてくれる限り、ここにいる全員が皆さんを支えます。
そのことだけは安心してください。
これから目標に向かって全力で、真っ直ぐ、ぶつかっていってほしいと思います。
選手一人一人の皆さん、そしてまた栄冠を勝ち取って、次のステージへみんなで進めますことを期待し、誓い合って激励と御礼の言葉とさせていただきます。
続いて、小山修東松島市副市長からご祝辞をいただきました。
■東松島市副市長 小山修様
若いコバルトーレ女川の皆さん、仕事をしながらスポーツに一生懸命、どんなポジションでも東松島市は応援します。
地元新聞のスポーツ面をにぎやかにして、がんばってください。
続いて、木村公雄女川町議会議長からご祝辞をいただきました。
■女川町議会議長 木村公雄様
人生も勝負も華の咲く道もあれば、茨の道もあります。女川町はコバルトーレのために全力で支援していきたいと思っています。
最後は、自分の気持ち意思、情熱だと思います。ぜひ、頑張っていただき、Jの道に再び戻れるように応援していきたいと思います。
当日は、100人を越える来場者の方にお集まりいただきました。ご来場いただき、誠にありがとうございました!
阿部裕二ゼネラルマネジャー兼監督はあいさつで、今シーズンの意気込みを語りました。
■阿部裕二GM・監督
昨年JFLに昇格して、皆さんの応援・支援をいただきましたが残念な結果となってしまいました。
ここで決して終わりではなく、カテゴリを一つ下げた戦いにはなりますが「リスタート」ということで、残ってくれた選手、新たにコバルトーレを選んでくれた選手には感謝しています。 応援してくださる、たくさんの方がいるので、ともに再昇格を目指してがんばっていきます。
厳しい戦いになると思いますが、多くの皆さんに支援をいただきながら、選手たちは戦ってくれると思います。
ぜひ、会場に足を運んでいただいて。たくさんの応援をしていただき、選手の背中を押していただければと思います。
前を向いて一歩一歩進んでいきます。とにかく、昇格する気持ちをもって戦っていきます。
新入団選手の紹介では、(左から)#6山内晴貴選手、#15南口駿選手、#19中村彦聖選手、#20遠藤一耀選手と(株)コバルトーレの新入社員安孫子希輝さんもごあいさつ。
2019年シーズンのユニフォームも初披露となりました。
【ユニフォームスポンサー】
・株式会社高政様(胸)
・株式会社アミノ様(うまい鮨勘ロゴ・背中)
・ハポンハセクラ後援会様(裾)
・トラベルハウス様(左袖)
・株式会社無添加計画様(ショーツ)
【ウエアスポンサー】
・東北電力株式会社様
・石巻健育会病院様
・株式会社リバティーワン様
・三菱地所株式会社東北支店様
・鹿島建設株式会社様
池田選手がプレゼンターとなり、プレゼント抽選会も開催いたしました。高政様をはじめスポンサー様にご協力いただき、来場者の皆さんにプレゼントをお配りいたしました!皆さんの応援のメッセージもありがとうございました。
その後には、2008年からチームに加入し、2009年から昨シーズンまで、キャプテンとしてチームを牽引してきた「成田星矢前キャプテン」の現役引退セレモニーを行いました。
成田選手の長年のチームへの貢献を称えて、近江社長がメモリアルタイルを贈呈いたしました。
■成田星矢 前キャプテン
ここにいるみなさん、地域にいる皆さんの支えていただいて、ここまで続けてくることができました。本当にありがとうございました。
これからは、いちサポーターとしてチームを応援していきたいと思います。
■近江社長
2008年の公式戦から、一緒にいてもらって、戦ってもらった。すごくアグレッシブで、自分の体を壊すぐらいのプレーをしてくれた。
何かあったとき、何かしてくれると思えるような存在だった。まだ、いてほしいし、10分だけでもプレーしてほしいという感覚です。
コバルトーレの歴史のなかでは、大事な人だった。ありがとうございました。
その後、成田星矢前キャプテンから、宮坂瑠新キャプテンにキャプテンマークを引き継ぎました。
今シーズンからキャプテンを引き継いだ宮坂選手が意気込みと抱負をお話しいたしました。
■宮坂瑠新キャプテン
昨年は納得行かない結果で終わってしまい、ここぞという場面で勝負弱さが出てしまった。サポーターの皆さんからの声援もたくさんいただきましたが、結果がついてきませんでした。ホームで納得いくような試合ができず、誰もが望まない結果で1年が終わってしまった。
今年は新規一点して、自分たちが慣れ親しんだサッカーに戻りました。自分たちの実力を全て出して、どんな結果になろうとサポータの皆さんが、 「また来たい」と思える試合を、一試合一試合やっていくので、ぜひ、会場に足を運んでいただき、喜びを分かち合いたいと思っています。
リーグ戦全勝を目指してJFLに上がって、来年JFLでプレーできるように頑張るので、ご声援をよろしくお願いします。
サポータの皆さん、会場の皆さんから選手たちへエールをいただきました。
ご支援いただいているスポンサーの皆様と記念撮影!
たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。1年でのJFL復帰を目指し、チーム一体となって、4月14日からはじまる東北社会人サッカーリーグに臨んで参ります。応援・ご声援をどうぞ、よろしくお願いいたします。