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  • 2020/05/28

スポーツ(子供から大人まで共通)を行っている方へ!クイックネス、アジリティ、スピードについて解説!

競技外練習の定番トレーニングについて

多くの人が行ったことがあるラダー等を使ったクイックネストレーニングやコーンやマーカー等を使ったアジリティトレーニング(実をアジリティでないものもある)、坂道等を使ったスピードトレーニングについて少しでもお役に立てればと思い書くことにしました。

子供から大人まで共通することですがトレーニングの使い方は年齢により変化するのであくまでも参考にして頂ければ幸いです。

競技外のトレーニングを行う目的は?(*競技外=ここではボールを扱わない戦術的要素が少ないものを指す。)

身体的能力の向上を図り競技力向上の可能性を高めるため。(絶対に競技の能力が向上するとは限らない。*身体的変化を競技に移行させていく必要がある。)

身体の使い方等を含めた出来ることの引き出し(選択肢)を増やすため。出来ないより出来た方が競技力向上の可能性を高める。

例)早く動けないよりも動けた方が良い。早くターンできないよりも出来た方が良い。等々。

クイックネスとは?

素早く動き出すこと(素早く身体を動かすこと)

このクイックネス向上の為によく使われるのがラダーやマーカーを使ったステップワークドリルになります。このメニューでは身体を速く正確に動かすことが求められています。

“速く”は(身体全体を使って)素早く脚を切り替える、脚を地面に着ける、脚を地面から離す、腕を振る(上半身でリズムを合わせる)、身体の状況(傾き)を変えたりすることです。

“正確に”は足の母指球と小指球のあたりで上から押さえるように力が伝わりやすい位置や目的とするところに脚を運ぶことです。

*具体的なポイントや方法は後日紹介致します。

アジリティとは?

状況判断(反応、判断)が加わった減速、方向転換、加速の局面の事です。

このアジリティ向上のためによく使われるのがコーン等を使った判断を伴った方向転換ドリルになります。*判断が伴わないとアジリティではなく減速、方向転換、加速となります。

減速時は進行方向と逆方向(もしくは下よりの逆方向)への体重移動とステップワークにより瞬時に減速することが求められます。

方向転換時(判断あり)は減速の終盤時に状況に応じた進行方向へと体重移動と足を押し出すことにより目的とする方向へ最短で向きを変えることが求められます。

加速時は方向転換時の進行方向への体重移動維持と足を押し出すことを連続的(数歩)に速く行い瞬時に進むことが求められます。

*具体的なポイントや方法は後日紹介致します。

スピードとは?

速く移動すること、速度のこと。

スピード能力の向上のためによく行われるのが上り坂(脚の筋力向上)、下り坂(脚の回転率向上)を走るトレーニングになります。

上り坂では身体を連続的に力強く押しだす事が求められます。

下り坂では脚を連続的に速く押し出すことが求められます。

*具体的なポイントや方法は後日紹介致します。

限られた大切な時間を使うのでトレーニングをやることが目的になってしまわないように注意しましょう。

身体能力の基礎を高めていきましょう!

それでは次回以降に写真入りで分解して解説していきます。

次回予告 クイックネスについて解説

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