守備陣のポジション争いが激しさを増す中で、阿部裕二監督が「パスの配球が上手」と評価するのが、新加入の横山英雄選手です。FC刈谷から移籍してきた横山選手にインタビューを行いました。
皆さん良い人たちで、新加入としては、やりやすくて、ありがたいです。プレースタイルを知っているクロ君(黒田涼太・前FC刈谷所属)もいるし、同じ年齢の選手(今部勇太、高橋海斗、山元佑哉、法師人将大、眞口幸太)が多いので喋りやすいです。
JFLに昇格を決めたチームの雰囲気は大事だと思うので、皆が一つの方向に向かっていく助けになるように発信していきたいと思います。(※FC刈谷は2020シーズンJFLに昇格)
自分のコンディションは、まだまだなので、これから調子を上げていきたいです。
自分の中では「球際」が一番だと思っています。センターバックは、全選手の最後列なので、奥を見通せるのが好きです。コバルトーレは真ん中を崩すのが上手いので、空いているスペースを狙って、縦パスを通して、みんなの動きを生かしていけるように、意識していきたいです。
強いチームを相手にすればチャンスも減るし、まだまだ、見逃している所もあるので、味方の動きを理解して、質の高いパスを通して攻撃の起点になるように準備していきたいと思います。
クロ君には「縦パスを狙い過ぎ」と言われることもあるので、チーム全体でプラスになるようにパスの有効性を確認しながら、自分の感覚と、チーム全体の感覚を合わせていきたいと思います。
真ん中だと、フリーマンになれるので、全体を動かして、ハメていけます。サイドの2枚だったら、前のスペースが空くので、そこに顔を出して、タイミングをさぐって仕掛けていくのが楽しいです。守備が3枚だと、チャレンジ出来るので好きです。
JFLに昇格するために、頑張ります。コロナの影響で、試合観戦に制限があったりしますが、名前と顔を覚えてもらって、応援してほしいです。
愛知から来たばかりで、直接、震災のことを知っているわけではありませんが、女川でプレー出来るのは貴重な縁だと思っています。
震災から10年という年に皆さんに良い報告ができるように、昇格を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。