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  • 2020/07/07

<コバスポ特別版> 異例の短期決戦いよいよ12日開幕 アウェーで昇格組のSENDAIと激突

制覇に向けた好発進へ実力差見せつけろ!

通常はホームゲーム会場で配布しているコバスポですが、アウェイでのリモートマッチ開幕となる今回は特別編としてオンライン掲載いたします。

 女川町を本拠地にJリーグ入りを目指す「コバルトーレ女川」の東北社会人リーグ1部2020シーズンがいよいよ12日に幕を開ける。全国や世界から新たに11人の新戦力が加入した新生コバルトーレは〝常勝輝流〟を掲げ、悲願のJFL再昇格に向かう。

 リーグは今季、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い開幕が約3カ月遅れたことにより、例年10クラブがホーム&アウェーで18試合を行うところを、各クラブが1回ずつ計9試合を対戦する異例の短期決戦となることが決まった。目の前の試合の勝利が重要なことはいつだって変わらないが、今季は1つの勝利、1つの敗戦が結果に重くのしかかってくる戦いとなる。

 東北覇者とその先のJFL昇格を目指すコバルトーレの初戦の相手は、昨季に東北社会人リーグ2部南を無敗で制して昇格を決めた仙台大学のセカンドチーム「FC.SENDAI.UNIV」。コバルトーレは、大学生ならではSENDAIの勢いを経験でいなし、実力差を見せつける形での幸先の良いスタートを切りたいところだ。会場はアウェーの仙台大学グラウンドで、感染防止対策により〝リモートマッチ〟と呼ばれる無観客試合で行う。

 この開幕アウェー戦を乗り切れば、次節からはホーム3連戦。吉報を持ち帰り、さらに勢いをつけてリーグ制覇に向かうためにも、非常に重要な一戦となることは間違いない。

 開幕戦のキープレイヤーは対戦相手となる仙台大学出身のMF高橋晃司。太りやすい体質からシーズンオフ中は丸みを帯びるが、開幕延期中のトレーニングでしっかりと体も引き締まっているはず。その左足から放たれるクロスやミドルシュートが、今季もコバルトーレのビクトリーロードを切り拓いてくれることだろう。

試合の様子は、クラブの公式ツイッターで配信する。


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