身体の使い方やケア不足、身体的特徴、生活習慣による怪我のリスクもありますが、
今回の怪我予防についての解説は疲労と負荷に焦点を当て解説します。
あくまでも絶対に怪我を予防できるという事ではありませんのでご理解ください。
怪我が起きる可能性が高くなりやすい時期は中、長期休みの合宿、大きな大会前、連休明け。です。
中長期休みの合宿で起きる練習の行い過ぎによる疲労の蓄積、負荷の増加。
大きな大会前になると急に練習の量を増やし大会に備えようとする。
連休明けに急激に追い込む。など
目的を明確にし怪我のリスクを減らし健康的にパフォーマンス向上を目指している方ももちろんおられると思いますが例として挙げさせていただきました。
読んでいただいて分かるように怪我のリスクが高くなるのは急激に負荷を増加させた時、疲労を無視した連日の厳しい練習や試合を行う事です。
負荷が急に増加する。→耐えられるだけの体力要素(筋力等)がなく筋肉や関節(関節にかかわる組織を含む)に大きなストレスがかかり炎症として現れます。
疲労蓄積。→体力要素(筋力等)が低下し筋肉や関節(関節にかかわる組織を含む)に大きなストレスがかかり炎症として現れます。
多くの人が体験したことがあるとは思いますが疲れているときに力が出しづらかったり持続的な運動が行いづらいです。
この状態で練習をして何の獲得を狙えるのでしょうか?
指導者の気分で練習が厳しくなったり罰走があったりすると聞いたりもしますが恐ろしいですね。
ここで適度にさぼれる人はストレスを少しでも減らす事ができますが気合の入った人は頑張りすぎて故障します。
競技力(技術など)を向上させるために必要なのはその競技の練習や試合に出続けることです。
一時的に練習量を増やしたところでそんなに簡単に体力、競技力が向上するわけではありません。
とにかく練習や試合に継続して取り組む必要があります。
疲労と負荷のコントロールをするだけで怪我のリスクを下げて競技力の向上へと進み続けられるなら絶対に取り組むべきです。
目的を明確にし必要な練習を逆算しその上で狙った負荷をかけられるようにしましょう。
それが難しい場合はトレーニング指導の専門家に聞いてみることも重要です。
今回はここまで
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