選手から
サッカーの体力はサッカーでしかつかないですか??やサッカーして体力をつけないと意味がないのではないですか?
ということをよく聞かれます。
多くの人も疑問に思ったことがあると思い書いてみました。その答えは
しかし勘違いしてはいけないのがサッカーだけしていれば体力がつき続けていくわけではないということです。
ややこしいですね。
サッカーの体力がサッカーでしかつかないというのは“サッカーでしかかけられない負荷”があり最終的にはその要素(戦術や駆け引き等が含まれる上での体力)が重要になってくるということです。
それではなぜ素走り、筋力トレーニング、クイックネストレーニングなどを行うのでしょうか?という疑問が生まれると思います。
それは身体的な体力要素(筋力、柔軟性、心肺機能)を高めて基礎作り上げるためです。
作るのではなく作り上げて強固な基礎を作り続けながらサッカー(各競技)へ活かすためです。
サッカー(各競技)でかかる筋力的負荷は走る、ボールを扱う、飛ぶ、接触するなどありますがこの負荷には限界があります。
クイックネスのように脚を速く動かす能力などは多くの要素が入ると速く動かすという目的も達成させることに限界があります。
心肺機能も多くの要素が入ることで狙った目的を高めることも難しくなっていきます。
上記のようにサッカー(各競技)だけで身体的体力要素は高めるには限界がありその限界を高め続けないと競技力向上を目指すのは難しくなっていきます。
あくまでもここまでは身体的体力要素向上の話であって競技力向上ではなく競技への準備です。
そしてサッカー(各競技)でしかからない負荷をかけていきそれに適応発展させていく事でサッカーの体力が向上するということです。
これがややこしい解説ですがサッカーの体力はサッカーでしかつかないという事です。
子供のころはいろいろなスポーツをやると良いというのも同じことで身体を扱う技術がサッカーだけでは獲得できず他のスポーツを通じて向上した結果サッカーに活きるというものです。
もちろん複合的なもでしっかりと体力要素を獲得できるものがあれば一石二鳥で他の事にも時間が使えるようになるので必ずしも全部を分解させる必要はありません。
*目的を達成するための練習、トレーニングとなるように心がけましょう。
年齢により当てはめ方は違いますが参考にして頂ければ幸いです。
今回はここまで
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